うつ状態の特徴
『うつ状態とうつ病の違い』において、
簡単にうつ状態とはどのような状態であるか?
を説明しましたが、ここでは、さらに代表的な
うつ状態の五つの特徴を具体的に
どのようなことかといった点も
一緒にご紹介します。
1、「気分が落ち込む」
これは、やる気、意欲が湧かない。
憂うつ感があり、気分が冴えない。
訳もなく悲しくなるなどが挙げられます。
2、「気分の日内変動」
日内変動とは、一日のうちでも午前と午後とでは気分が変わることです。
朝目覚めた時が一番重苦しく、午後になると比較的楽になると言われています。
3、「よく眠れない」
朝4時頃に目が覚めてしまい、それから眠れず悶々とした状態が続いたり、
あるいはうつらうつらしながら、苦しい夢ばかりみていたりといった
睡眠障害の状態が挙げられます。
4、「社会的関心の減退」
人と話しをすることさえしんどくて、出社や外出するのが億劫になります。
無気力、無関心、無感動になったり、何事も面倒くさがって、
身の回りのことができないという症状も、みられます。
また、テレビや新聞を見る気もしなくなります。
5、「自己否定感が強い」
「自分はだめな人間」「周りの人に迷惑ばかりかけている」といった
自分を否定したり責めたりします。
また、些細なことに失敗しただけでも自分が悪かった、
責任があると考える気持ちになります。(罪業感、罪責感)
さらにうつ状態が進むと、「自分は生きている価値がない。死んだ方がましだ」と、
思い込むようになり自殺志向に陥ることもあります。
そして、こういった心の症状に加えて、うつの場合は
体の不調─特に自律神経系の症状が出てきます。
例えば
「口の中が渇く」「頭が重たい」「便秘や下痢」
「耳鳴り」「手足の冷えやしびれ」などです。